1999年冬、
12年を共に過ごしたビアディーのタウザーとの別れは突然やって来ました
いつも通りの散歩の途中に倒れ、わずか2晩苦しんだだけで、
クリスマスの朝に
旅立っていってしまいました。
私たちが、東京からここ八ヶ岳に移り住むことに決めたのも
自然の中でのびのびと遊ぶ犬の姿が見たい、というのが
キッカケのひとつでしたので
なんだか生活の中心を失ってしまったようで、
ただただ悲しい日々が続きました
「もう、しばらく犬は飼わない」
そう決めた私たちは、
これからは、何処にでも身軽に出かけられる、と思ったのですが
実際はタウザーなしでは、どこにも行く気にならないのです。
やがて、心の穴を埋めてくれるのは、やはり「犬」の存在だということに気づき、
すぐではないけれど、いずれ迎えるのために
犬の本、雑誌などを眺めている…という日々が始まりました。
そのころの私は、
散歩中に倒れたタウザーを抱えて帰れなかった事が
深い心の傷になってました。
ですから、次の子を迎えるとしたら
抱いて歩ける大きさの犬を…と考えていました。
中型犬で
そして扱いにくい面もあると知りつつも、やはりハーディング・グループで
出来れば手入れがしやすく…などの条件で
探しているうちに
一番気になりだしたのが「オゥシー」で
書籍資料では、まだまだ見かけることの少ない犬種でした
幸いにも「BUZZ君のサイト」に会えましたので
たびたび訪問して、オゥシーの気質のこと等
いろいろ勉強させていただいているうちに
「オゥちゃん」の存在を知ったのです